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令和4年6月愛知で、自動車窃盗を繰り返していた男10人を逮捕。
自動車窃盗グループによる乗用車盗難、去年1月ごろから今年4月までに48件確認されている。
愛知県警のポスター
愛知県自動車盗難等防止協議会は、自動車盗難の防止に貢献した情報に対して10万円の報奨金を設定しました。疑わしい行為について愛知県警が把握し、現場に出動、見回りを強化したりすることで、自動車の盗難の防止を目指すという取り組みです。
今一番危険な車両盗難の手口とは・・・
手口その① リレーアタック
スマートキーが発する微弱な電波をキャッチして車のロックを解除します。特殊な機器を使って中継することによりドアロックを解錠しエンジン始動させます。
手口その② コードグラバー
本来はスマートキーを紛失した時やスペアキーを作成したい時に利用される機器のことです。スマートキーからは微弱な電波が出ています。この電波を自動的に読み込み、スマートキーのIDコードをコピーします。こうすることでスマートキーのスペアキーとして有効となり、ドアロックを解錠しエンジンを始動させます。
手口その③ 今最も危険な手口 CANインベーダー
スマートキーの電波は利用せず、自動車のシステムに直接侵入します。車のあらゆる個所に張り巡らされた車載ネットワーク(CAN通信)に直接侵入し、ドアロックを解錠しエンジンを始動させます。
盗難発生時間帯は、深夜から朝にかけて集中。
★対策として★
ブリキやスチール製の金属缶にスマートキーを入れ、ふたをしっかりと閉める。
タイヤロックで固定 ハンドルロックで固定
ナンバープレート盗難防止ねじ
盗難されても位置情報が分かるGPS端末を忍ばせておく
その他、自宅周辺でもしっかりと対策をすること。
犯人にとって「盗みにくい」環境にするためにも、複数の防犯対策を組み合わせて防犯性能を高めることが大事です。
≪そして盗難車両は不法ヤードへ≫
不法ヤードで盗難自動車の解体・不正輸出の作業場となっている
※千葉県警資料
ガソリンやエンジンオイルなどの油がヤードの外に流出して周辺環境を悪化させているようです。
法令に違反した「不法ヤード」対策が進み、解消され、安全で安心な生活が確保できるようにしたいものです。