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(長野県警察ポスター)
エアコンの室外機や金属などが盗まれて転売される被害が相次いでいることから警察庁は買い取り業者に対して取引の際に本人確認などを義務付けることになりました。
【銅高騰】によりエアコンの室外機やグレーチングと呼ばれる側溝の金属製のふたなどが盗まれて転売される被害が相次いでいます。
公共施設だけでなく、工場や個人宅などでも被害が相次いでいて、警察庁によると室外機の盗難の認知件数は2020年は全国で255件でしたが、2024年は3,397件と約13倍に増加しました。
改正古物営業法が10月1日に施工され、これまでスクラップ業者などが室外機や電線などを買い取る際、1万円未満の取引は、売りに来た人の本人確認の義務が免除されていましたが、10月以降は金額に関係なく本人確認が義務化されます。
買い取り業者は運転免許証やマイナンバーカードなどで本人確認を行い取り引きの記録を帳簿に記載することが義務付けられ、違反した場合は6か月以下の拘禁刑または30万円以下の罰金が科されることになります。
(兵庫県警察ポスター)
エアコンの室外機窃盗 家庭でできる対策とは・・・
★エアコンの室外機をワイヤーなどで固定する
★センサーライトなどで防犯意識の高さをアピールする
★踏むと大きな音が鳴る「防犯砂利」を設置
★プランターや植木鉢を周囲に配置して移動しづらくする
自分の所だけは大丈夫という考えはやめましょう。
ひょっとしたら自分の所にも来るかもしれない・・被害に遭うかもしれない・・と考えを改め早め早めに対策をしてください。
出来る事から始めましょう。