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9月1日は『防災の日』です。

 

9月1日は『防災の日』です。今年はその由来となった関東大震災から100年目という節目を迎えます。

いつ起こるか分からない地震、津波、火山噴火、台風などの災害について認識を深め、災害に対する心構えや備えを確認しましょう。

 

今年も各地で異常気象により大雨の被害が出ています。

2014年に起きた広島土砂災害から9年が経ちました。

多くの犠牲を払った土砂災害の教訓を忘れないようにしなければなりません。

災害から自分自身や家族を守るためには何が大切なのか・・・

 

一番大切なのは、一人一人が取り組む防災

災害による被害を出来るだけ少なくするための基本は「自助」。まずは自分が無事であることが最も重要です。

 

お住まいの場所が『土砂災害警戒区域』か確認

土砂災害のおそれのある地区は「土砂災害警戒区域」や「土砂災害危険個所」とされています。

都道府県や国土交通省のホームページなどで確認しましょう。

         防災の日①

 

土砂災害警戒情報や雨量の情報に注意

テレビやラジオの気象情報でも発表されます。都道府県や市町村によっては携帯電話などに自動的に土砂災害警戒情報を教えてくれるサービスもあります。

         防災の日➁

 

警戒レベル4で危険な場所から全員避難

土砂災害の多くは、木造の1階で被災しています。浸水などで避難場所への避難が困難な時は、近くの頑丈な建物の2階以上や、家の中でより安全な場所(崖から離れた部屋や2階など)に移動しましょう。

         防災の日③

 

普段から避難訓練に参加し避難になれていれば避難行動を起こしやすくなります。市町村などがおこなう土砂災害の避難訓練に参加しましょう。

 

土砂災害の前兆現象

 ★がけや地面にひび割れができる、がけや斜面から水が湧き出る

 ★井戸や川の水が濁る、湧き水が止まる、濁る

 ★小石がバラバラと落ちてくる、地鳴り、山鳴りがする

 ★降雨が続くのに川の水位が下がる

 ★樹木が傾く、立木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえる

 

           防災の日④

 

  ライフラインの停止や避難に備えておきましょう】

電気、ガス、水道が止まっても自力で生活できるよう、普段から飲料水や非常食などを備蓄しておくようにしましょう。

 

  台風(大雨)の時、『ちょっと川の様子を見てくる』と言って行方不明になるニュースが流れますが、行方不明になる理由とは・・

河川はわずかな時間で水位が上昇します。地盤内に水が浸み「水みち」ができて、身を乗り出したその足元は、すでに「水みち」があり地盤がゆるみ足をすくわれてしまうのです。

河川水による浸食は見えないところで徐々に進行しています。何も知らずに近づいた時、堤防が滑り始め、巻き込まれるのです。

           防災の日⑤

 『自分は大丈夫だろう』という過信はせず川へは近寄らないようにしましょう。

 

過去の災害、被害を教訓として防災対策防犯対策も一人一人が意識を変えていかなければなりません。災害に遭遇した人、泥棒に入られた人のほとんどが『まさか自分が被害に遭うとは思わなかった』と言われます。

『自分だけは大丈夫』という考えは改めましょう。『自分もいつ被害に遭うかもしれない』という気持ちを持って、出来ることから、防犯、防災対策を行っていきましょう。