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広島県内で今年の1月~7月にかけて特殊詐欺被害額が12億3,124万円となりました。昨年1年間の被害額は11億6,678万円でしたが、すでに上回っています。
特殊詐欺被害は高齢者だけではなく、30歳代以下にも広がっています。
広島県内だけではなく、全国的に特殊詐欺グループは30代以下にも目をつけ始めている様です。
※2025年7月31日 警察庁 組織犯罪対策第2課 生活安全企画課資料より
ニセ警察詐欺の認知件数は、30代が973件と最も多く、次いで20代が884件となっており、若い世代に被害が拡大しています。
ニセ電話の手口とは・・警察官を名乗る男からの内容とは・・・
『あなたの口座が犯罪に利用されている』
『このままだと逮捕される』
『あなたはマネーロンダリング事件で詐欺に関わっています。あなたの名義のカードが不正に利用されており、事件の容疑者です』
『事件に関わっていないことを証明するには資産の取引履歴を作る必要がある』
気を付けるポイント
非通知設定や国際電話(「+」から始まる番号)からかかってきた電話は絶対に出ないようにしましょう。
番号の下4桁が「0110」を警察だと思い込んでしまうケースもあるようです。注意してください。
警察がいきなり電話をかけてきて、ビデオ通話で会話をすることなどはありません。
会話の中でお金の話が出たら、それは詐欺です。
警察を名乗る人物から電話があったら「部署・氏名・内線番号」を聞いて、一旦電話を切ってください。
そして最寄りの警察署へ連絡してください。
困った時は、
警察相談専用電話 #9110
または、 消費者ホットライン 188 へ相談してください。