Crime prevention Q&A
資材置場や工事現場での盗難被害は年々増え、防犯対策の重要性は高まってきています。
今年4月、岡山県瀬戸内市の太陽光発電施設の建設地で、アルミ資材の盗難被害がありました。
犯人は2人組の男。犯行時間は約50分。手際よくアルミ資材をトラックに積み、シートで覆い、現場から走り去っていったという事です。被害額は約270万円。
(ABEMA/『ABEMAヒルズ』より)
更に広島県三原市では、
銅線などの部品を狙い、三原市内施設でエアコン室外機が31台盗まれるという盗難被害が発生しました。
一見、室外機を盗んでも価値がないように思われますが、室外機の中には銅線や銅管が入っていて、それが金属買い取り業者との間で売買されています。家庭用の室外機はどんどん軽くなっていますが、学校で使う業務用の室外機は重くて銅管がたくさん入っていて高く買い取られているようです。
マンホールの蓋、鉄板や銅材、電線やケーブル、触媒コンバータ、エアコンユニットなど金属製の物はすべて金属くずとしての価値があり、盗まれる可能性があります。
資材は製品と違って所有者が分かりにくく売却が簡単であり、金属価格の高騰が続いているため、泥棒にとっては大きな儲けに、業者にとっては大きな損害になります。
【泥棒にとって「盗みにくい」環境を作る】
★ケーブルは、他の大型資材とチェーンなどで結びつけておく
★防犯カメラで姿を捉え、侵入を検知して撃退「外周警備」
★「侵入すれば必ず人目に付く」環境を作る
★建築資材に会社名などを明記しておく
様々な方法を使って簡単に持ち去れないような状況をつくるようにする
「リスクが高い、侵入したくない」と犯人に思わせるように、赤外線センサーやフラッシュライト、警報ベル、サイレン等を取り付け、敷地内に侵入しようとすれば警報ベルやサイレンが鳴り響き、ライトで明るく照らされることを下見の段階で予測させます。
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