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災害時の【デマ】  情報は『だ・い・ふ・く』で見極めよう

 

災害時ではデマや根拠のないウワサが生まれやすく、拡散していきます。それは何故か・・・

『不安』『怒り』『善意』の3つが組み合わさっているから。

災害時にSNS上で拡散されるウソの情報は、専門家の指摘では悪意のある人だけが広めているのではないそうです。

デマの拡散は悪意からだけではなく、『役に立ちたい』という使命感から気付かず加担してしまっているケースも多いようです。

 

情報を見極めるポイント

災害時に情報を見極める際のキーワードが紹介されています。(LINEみらい財団「情報防災訓練」より)

【だ・い・ふ・く】 です。  

デマ だいふく

【だ】 誰が言っているのか。個人が言っているのか、それとも自治体や報道機関の公式アカウントかどうか。

【い】 いつ言っているのか。災害時は刻一刻と状況が変化するため正しかった情報が数時間後には間違いになる可能性もあり、どの時点の情報か確認する必要がある。

【ふく】 複数の情報を確かめたか。

同じ投稿がリツイートされているだけか、複数の人が情報を発信しているのか確認すること。

※「川が氾濫した」という情報が個人のアカウントで投稿されていた場合でも、同じ地域で複数の人が同じ内容の投稿をしていれば情報の信頼性は高まります。

デマ 情報 3

他にも、情報を受け取った時の覚えやすいキーワードが紹介されています。

 

【そ・う・か・な】

「そ」 結論を「ソクダンするな」・・・・まだ分からないよね

「う」 ごっちゃにして「ウのみにするな」・・・事実かな?意見かな?印象かな?

「か」 一つの見方に「カタよるな」・・・事実だとしても他の見え方もないかな?

「な」 スポットライトの「ナカだけ見るな」・・・隠れているものはないかな?

 

デマの可能性が高い情報の特徴例とは

◎センセーショナルなものや、面白おかしなもの

◎不安や恐怖心をあおるもの

◎「○○が起こったらしい」など伝聞系のもの

◎他人の困りごとに対してSOS発信しているもの

 

デマを拡散させてしまう加害者にならないためにも『そうかな?』と少し考える余裕は持ちましょう。

地震などの災害時、デマに騙されないようあるいはデマを拡散させる側にならないようにキーワードに沿って冷静に情報に接していきたいものです。