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広島市府中町内の7カ所の消防ホース格納箱から、金属製の器具がなくなっていることが2月15日までに分かった。
器具交換の為、町内全112の格納箱を点検したところ、7カ所で真鍮製の筒先とスタンドパイプの紛失が確認された。(中国新聞 R5.2.16)
ホースの筒先がないと消防活動に支障をきたします。
真鍮は、鉄のように経年劣化は少なく、変色は磨けば元の色に戻ります。変化はしても劣化はしにくい素材です。
その為、水回りによく使われています。
1kg当たりのおよその値段
◎鉄 40~50円
◎アルミ 130~240円
◎真鍮 450円以上
真鍮価格の相場が高い為、販売目的に盗んでいる可能性があります。
全国各地で鉄・非鉄金属の盗難が相次いでいます。
そうした事件を受けて、最近では警報ベル付きのホース格納箱も紹介されています。
警報ベル付きのホース格納箱 MBS(毎日放送)より
真鍮よりも安く、軽くて扱いやすいアルミ製ノズル
すでに消火活動が出来ずに支障が出た地域もありますので、見守りを強化するようにしてください。
防犯ベル付きの格納箱や軽くて扱いやすいアルミ製ノズルの予備なども良いかもしれません。
消防ホース格納箱だけではなく、エアコンの室外機やその他資材置場などでも被害が出ています。
電線資材や工事現場の建築資材などが盗難被害に遭い、管理責任の問題や工事竣工遅れ等の大きな問題に発展するケースも発生しています。
センサーやサイレン、フラッシュなどで対策して、被害に遭わないようにしてください。
様々な場所での対策は、防犯のプロが提案いたします。
ご質問やご相談お待ちしております。