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ニセ警察官が反則金搾取 『現場で支払い?』に要注意
広島県三原市中心部で8月末、高齢女性が警察官を装った男に交通違反切符の名目で現金7千円をだまし取られる事件があった。反則金の納付書類は渡さず、現金を直接徴収する手口。三原署は詐欺の疑いで男の行方を追っており、市民に「警察官が現場で支払いを求めることは絶対にない」と注意を呼び掛けるている。
反則金詐欺とは・・・
10年以上前からある手口です。
追いかけられて停車させられ『一時停止をしていなかったので違反になる』『警察署に行って支払うかこの場で支払うか』と告げられます。
今までに違反をしていない人は特に要注意してください。
車に乗っている人だけでなく、家にやってくるケースもあるようです。
・・ではどうやってホンモノかニセモノの警察官かを見分けるか・・・
その方法として
まずは髪型を見ること。
耳や襟足にかかるくらい長いと、その人はニセモノの可能性が高い。女性の場合ロングヘアーのまま髪を束ねていない場合、ニセモノの可能性が高い。
※但し、特殊捜査班などで茶髪や長髪、ヒゲなどの警察官はいる。
警察手帳を見せてくれるか、どうか。
市民から「警察手帳を確認させてほしい」と求められた時、警察官は警察手帳をはっきりと提示する義務がある。顔写真、氏名、階級がよく見えるように提示しなければならない。
しかし、ニセモノの可能性が高い場合は・・・
★顔写真の部分を指で隠しながら手帳を見せる
★一瞬だけ見せて、すぐにしまってしまう
★「警察官は制服が名刺みたいなものだから」などとごまかし、警察手帳を提示してくれない
★手帳の提示を求めると不機嫌になる
また、警察手帳は落とさないようにするために脱落防止の紐と結着されているということです。
私服警察官(刑事)の場合は服装だけで本物かニセモノかを見分けるのは難しいので手帳の提示方法や髪型で確認しましょう。
警察官を名乗る者がどうしても怪しいと思った場合は、名前や所属を聞き、自分で調べた警察署の番号に掛けて確認するようにしましょう。
※警察官を名乗る者が言った電話番号ではなく自分で調べた番号に掛けてください。
警察官と見せかけて現金や個人情報を騙し取ろうとする者がいます。
騙されないように常日頃から色々な情報(詐欺の手口)を知っておきましょう。