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『火災人命危険レベル』 で出来る事とは

 

 

令和3年上半期に発生した火災は、前年同期と比べて240件増の2,152件(治外法権火災及び管外からの延焼火災を含む)となり、過去5年平均と、同数となっています。

火災時の避難の観点からは、どんなものでもいいから口と鼻にあて、すぐ避難行動を開始してください。(タオルをぬらすために手間取り、避難可能な時間を無駄にするようなことがあってはなりません)

 

◎ハンカチ、日本手ぬぐいは、ぬらさず使用すること。

 (タオルは必ずしも、ぬらして使用する必要はない。)

◎織目の粗いタオルを折り重ね枚数をできるだけ多くして使用する。煙の通過面積が多きくなるように口や鼻にあてる。

◎煙の中で、一瞬たりとも口や鼻から離さない。(濃煙を一息吸うだけでも息苦しくなる)

◎COの除去は、ほとんど期待できない。

 

以下、京都消防局からのお知らせ『火災から命を守る避難』を参考にして避難経路の確保と冷静な避難行動を行ってください。

窓、ベランダから屋外へ避難1

 ★ぶら下がり避難は2階の場合のみです。

避難行動3

 

火災避難 呼吸ができる場合1

 

煙、炎に 危機的状況1

火災が発生したら、正しい逃げ方で避難して、大切な命を守りましょう。

火災発生時の逃げ方のポイントは「早く逃げ始める」「煙を吸わない」「絶対に戻らない」ことです。

初期消火は大切ですが、炎が天井に達したら消火を諦めて早く逃げましょう。

煙には一酸化炭素などの有毒ガスが多く含まれています。

煙の中を避難する際は、煙を吸わないようにタオル等で口と鼻を抑え、姿勢を低くして這うように移動しましょう。

無事に火災から脱出したら、絶対に戻ってはいけません。

初期消火の方法を知っていたり、避難経路の確認が習慣づいていたり、住宅用火災報知器の設置や消火器を備えたりすると、万が一の際にも落ち着いて行動することができると思います。

消火器の手順は ピン・ポン・パン で覚えておいてください。

 

ピン・ポン・パン1

 

瞬間的な火災に対応するのは大変難しいとは思いますが、基本的な事は把握しておいてください。

消火器がどの場所にあるか、使う時のイメージなど覚えておいてください。